シルヴィアーナ覚え書き置き場(暫定)

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●『シルヴィアーナ』とは、パック・イン・ビデオ社から1988年8月10日にファミコンディスクシステムでリリースされ、

1989年9月15日には同社によってMSX2にグレードアップ移植されたゲームソフト、『シルヴィアーナ　愛いっぱいの冒険者』の事です。

当ページはこのソフトのあれこれについて記録するために開設されました。

●1991年にアーケードでイーストテクノロジーがリリースした『セルフィーナ』と『シルヴィアーナ』との酷似性については

2003年5月16日の雑記記事(消去済)で触れ、情報を募集していましたが

その件で2004年2月15日に衝撃のタレコミメールが届きました。

メールの差出人であるNOV氏は当時セルフィーナのグラフィックを担当していたそうで

曰く、セルフィーナの企画担当はシルヴィアーナの企画担当と同一人物で

セルフィーナ自体がシルヴィアーナ2、もしくはシルヴィアーナのアーケード版だったのではないのか?、との事なのです。

なんでもどちらもストーリーがまんま一緒なんだそうです(笑)。

シルヴィアーナの企画担当者が退社し、別会社でセルフィーナとして企画を立ち上げたという仮説は

比較的信憑性があるのでは、と考えています。

●2005年5月11日に新たなるタレコミメールが届きました。

MSX2版シルヴィアーナの一枚絵を描かれた人はどうも伊魔崎　斎(いまざき　いつき)氏という方のようです。

絵のタッチの酷似からして氏がMSX2版シルヴィアーナの原画師は確定と思われます(が、一応未確定扱いで)。

他のゲームの絵もいくらか描かれていたようです。

●とか言っていたら10日後の2005年5月21日にいまざき氏ご本人からメールが届きました!!

いまざき氏はMSX2版シルヴィアーナでタイトル、エンディング、イベント等のキャラ絵だけではなく、

マップのタイルに至るまで、全画像を担当されていたそうです。

また、MSXのキーボードでもクリアできるバランスにするためにボスの耐久力などのゲームバランスも一部手を掛けられたそうです。

下の画像のベッドに略字ながら「伊 魔 崎」と書かれている(黒丸内)という情報を頂きました。おぉぉ!!!!

いまざき氏のメールは他に詳細も多く、非常に興味深い内容なのですが、しかしこれはオフレコだなぁ、と思われる記述も多く、

メール全文を掲載したいところですが念のために保留にしておきます。

●一応ワタシが知っているシルヴィアーナ情報は以下の通り。

○MSX2版シルヴィアーナはファンのリクエストからの企画発足だった、と当時のMSXマガジンの記事で読みました。

○ファミコンカセットでリリース予定も結局発売はされなかった『シルヴィアーナ2』について、パック・イン・ビデオから当時電話で聞いた話では

「やりたいね、と話が持ち上がっていただけだった」、と聞いています。

●1994年に無性にMSX2版シルヴィアーナが欲しくなってメーカーに電話で在庫確認～通販をお願いした事があるのですが

ものすごく丁寧に対応していただいたのが懐かしいです。

結局在庫切れだったのですが店頭デモ版が出てくれば差し上げます、と探してくれたり(残念な事に見つからなかったのですが…)

前途した続編の話を聞かせてくれたりと、本当にありがとうございました。

●MSX2版『THEゴルフ　コース集』のパッケ裏を見るとシルヴィアーナ型のコースがあって、びっくり。

作ってる所が一緒だから納得だけど。

これで追加キャディとかもあってそこにシルヴィアーナおれば即買いなんですけど(笑)。

●そういえば気になることが…。

アイテム『落命の花』はMSX2版とディスクシステム書き換え版の説明書には「取ると毒に犯されて、死んでしまう。」となっていますが

ディスクシステムパッケージ版には「取ると毒に犯されて、Ｈ．Ｐが半分になる。」とありました。

パッケージ版と書き換え版には内容の差異があるのでしょうか？時間があれば調査してみます。

●アイテム系のイラストについてですが

一部の装備と8つの財宝はディスクシステムパッケージ版の説明書にて既に登場していますが

他の装備や特殊アイテムはMSX2版で新たに起こされたようです。

こうなるとウーリン茶等の非表示アイテムのお姿が余計に気になります。

●ずっと気になってるんですがパチスロの『十字架』のヒロインのセーラってシルヴィアーナに見えて仕方ないっす…。

●他に詳細等ご存知の方はTwitter:@JunNishikawまでメール等頂ければ幸いです。

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